新年あけましておめでとうございます。
本来であれば新しい年のスタートを皆様とお祝いしたいところではございますが、1月1日に発生した能登半島地震によりお亡くなりになられた皆様に謹んでお悔やみ申し上げると共に、被災をされた皆様には心よりお見舞い申しあげます。
さらに、避難所生活を余儀なくされている皆様にとっては、未だ厳しい状況ではございますが1日も早い復興をお祈り申しあげます。
さて、私たち解体堂は昨年で5周年を迎える事が出来ました。
これもひとえに地域の皆様並びに関係される取引業者の皆様のお陰であると感謝の気持ちでいっぱいです。
話は変わりますが、これから山陰地方では積雪の多い季節となります。
私たちの地域において、この時期に多い相談として積雪によるカーポートの倒壊があります。
これは、カーポート自体に降り積もった雪の重みによる場合や住宅の屋根に降り積もった雪が落雪する時、一気にカーポートの屋根に落ち、カーポートが倒壊してしまう事例です。
この様に雪害を受けた際、重要となるのは火災保険への加入の有無です。
単純に住宅の火災保険に加入しているだけではカーポートの倒壊は補償されない事が多く、付属建物或いは外構関係の特約に加入されている事が条件になります。
改めて、現在ご加入されている保険の内容を確認される事をお勧めします。
また、今回のような大きな災害が発生した場合についても、保険の内容をしっかりと確認されておかないと補償を受ける事が出来ない可能性もあります。
例えば火災保険については一般的に以下の様な内容があります。
(注意:保険会社や契約内容により条件が異なりますので、必ず契約されている保険会社にご確認くださいます様お願い致します)
➀火災
➁爆発
➂飛来
➃風災
➄水害など
※隣家火災時の消火作業によって自宅が水損被害にあった場合は別途契約の有無が必要となる場合があります。
また、上記災害時の家財道具の補償も別途契約が必要となる場合があります。
更に、火災保険とは別に地震保険に加入されていないと地震が原因による倒壊や火災については火災保険では補償されない場合があります。加えてこの際の家財道具の補償も別途となる事がありますので、保険内容のご確認が重要です。
解体堂ではご依頼のある作業に対応する事は可能ですが、災害時の保険の加入状況によってはお客様の負担に大きく違いが生じます。
わが家の近くには山や川、海も無いから大丈夫ではなく、今はいついどこで大きな災害が発生するかわからない状況です。
災害は避ける事が出来ませんが、せめて災害時に負担なく対応できるように、今から備えておかれる事をお勧めいたします。
今回は解体工事に関する具体的なご提案とは異なり、保険加入の大切さについてお伝えさせて頂きました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
今年も私たち解体堂をよろしくお願い致します。