松江市にお住まいの皆様こんにちは!
解体堂松江店の青木です。

今日は、解体案件の一例としてよく問題となる、
「壁を共有している建物の解体」について
書きたいと思います。はっきりとした回答ではないので申し訳ないのですが、最近私もこの問題に直面したので、自分の経験も踏まえ、書きたいと思います。

 昔からの商店街や長屋などでよくある、「隣の建物と壁がくっついている状態のもの」を解体する場合、解体後、残存する建物の壁の補修が必要になります。
この場合、この壁の補修は、一体どちらの責任で費用を負担し、補修を行うのか。
このような問題に直面した時、みなさん、まずはインターネットで、通常はどうなの?を検索すると思います。私も検索してみましたが、残念ながら様々なパターンと意見が出てくるため確実な答えを入手することはできませんでした。
論点となるのは
①どちらの建物が壁を借りている状態なのか(どちらが後から建てたのか)
②敷地の境界線はどうなっているのか
③壁の構造はどうなっているのか(お互いに壁がある状態でくっついているかそれとも完全に共有しているか)
ということになるようです。
これらは、建物の登記簿謄本によって知ることができますので、役所にて入手が必要になります。しかし、素人目では謄本を見たところで、何をどこに相談したらいいのかよくわかりませんよね。
ご自分で相談する場合は、
まずは、建築士に相談を行い、その後、建築士を窓口として、
敷地境界に関して→土地家屋調査士
権利関係について→司法書士
トラブルが生じた場合→弁護士
というように、それぞれの専門的な業務によって、紹介をうけることが良いようです。

とはいってもいきなり建築士って一体どこの誰に?と戸惑いますよね。
松江市の場合、松江市役所の中に「建築指導課」というところがあるので、まずは、そちらに相談することをお勧めします。
また松江市では、無料の法律相談も実施されているため(要予約)こちらも利用されるといいと思います。
松江市:くらしの相談・消費生活相談・専門相談

 さて、話は戻りますが、①~③上記3項目についてはっきりわかったところで、残った壁の補修費用をどちらの 負担で行うのかかがまだ不明確です。
一般的に、
①解体した側が負担する
②残存する建物の所有者が負担する
③折半もしくは割合を決めて両社が負担する
の3択になるわけですが、建物の解体をする際に、所有者同士でこの話し合いをするのは、専門的な知識もいりますし、ストレスになることが想像されますね。

 私の場合は、残存する建物の所有者側でしたが、事前にこのような知識がなかったため、壁の補修は自分でするものだと思い込み、何も話をしないまま、解体は終わってしまいました。あとで、「あれ?これって結構費用がかかるけど、本当に自分のところが負担しなくちゃいけないの?」疑問に持ち、調べたわけですが、結局、解体工事後だと、なかなか話はうまくいきませんでした。
 
 当社、解体堂では、このようなトラブルを防ぐために、事前に土地に関する調査をしっかりと行い、解体工事費用を提示する際に、見積の中に残存する建物の壁の補修費用についてもしっかりと提示し、補修費用がかかることをお知らせいたします。 
 そのうえで、どちらが費用負担するのか、について、はじめに所有者同士、もしくは、当社の担当者経由で相談を行います。後で、トラブルが発生するようなことは決してないように対処しています。
 解体する建物の所有者の方も残存する建物所有者の方も、このような案件に直面した際に、ふと、この内容を思い出していただけたらと思い、書かせていただきました。
何かお困りの際は、些細なことでも構いませんので、ぜひ当社解体堂へご相談ください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

解体堂_署名

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